32歳女性 好きな先生と文通をしたことで登校 周囲の支えが大切

32歳女性 好きな先生と文通をしたことで登校 周囲の支えが大切

30代女性です。

中学生の頃に不登校でした。

中学の2年生になり1年間登校できませんでした。

私の中学は荒れていたこともあり、女子はみな濃い化粧に短いスカート、男子は暴力沙汰になり補導される人もいました。

それでも小学生のころからの旧友なので、「怖い」と強く思っていたわけではありませんでした。

ある時私の大好きな数学の教師が妊娠をし、先生はこっそりと私に報告をしてくれました。

すごく幸せそうで、私も一緒に喜びました。

先生のお腹が大きくなってきた頃に、周囲にも妊娠のことを伝え、休みに入る期間も決まっていました。

そのころから、同級生が先生に向って「流産しろ」などと暴言を吐いている姿を見かけることがありました。

その時は、なんてしょうもないレベルの低い人たちなんだ・・・と感じているくらいでしたが、夏休み明けに先生に会った時に、先生のお腹は小さくなっていました。

無知で馬鹿な私は、夏休み中に赤ちゃんが産まれたのだと思い込み、先生に「先生!赤ちゃんー!」と笑顔で話しかけました。

そしたら先生は「ああ・・・流産したんよー」と困ったように笑ってくれました。

別に同級生のせいで流産したとは思っていません。

色々なことが重なったのでしょう。

だけど先生の流産を知り、陰で笑っていた同級生を見てから、どうしても学校に行くのが嫌になりました。

同級生が大嫌いになったのです。

それから1年間は親が学校に行かないことを受け入れてくれたので、家で勉強をしたり母親と出かけたりして過ごしました。

大好きな先生とは文通をしていました。

学校に行かない焦りは特に感じていませんでしたが、私は先生になんて声をかけて良いのか分からなかったんだと思います。

3年生になることときっかけに学校に行きましたが、一番つらいはずの先生に支えてもらった1年間でした。

先生には「先生、来たよ、また数学教えて」と声をかけたと思います。

先生は抱きしめてくれました。

両親も優しく受け入れてくれたので大きな傷にはならなかったのですが、それでも人の妊娠や流産に対して暴言を吐く人間は今でも許せません。

中学の頃の同窓会は一度も顔を出していませんが、先生とは今も文通をしています。